2014-01-01から1年間の記事一覧
トヨタとBMW・・・最悪のコラボレーションだ。この2社が商業的な成功だけを追い求めて、巷ではスープラの再来とか言われているクルマを作るらしい。日本とドイツを代表する超有名メーカーがせっかく手を結んで、スペシャリティカーをわざわざ作ってくれると…
メルセデスCLAが日本では大人気のようで、多くのバックオーダーを抱えているようです。「メルセデス、3BOX、格安」と三拍子揃うとまだまだその魅力は十分に日本市場で通用するのかと驚かされます。クラウンやスカイラインよりも安いとなると、今回はこちら…
昔の日本車の価格は大まかに「1馬力=1万円」が相場だったらしい。日本車もどんどん価格が上がり、そんな価格でクルマを作るメーカーが絶滅しかかっているが、富士重工ことスバルはいまだにそれに近い価格を意地してクルマを作っている。WRXなどがその好例…
まともに考えれば、最初に呈示されたスペック表の中に真実があった。2013年に鳴り物入りで登場した新型ゴルフこと7代目ゴルフは最初から懐疑の眼で見られるべきだった。このクルマの大前提はVWの利益率を大幅に押し上げることだった。この事自体は否定され…
一昔前に破綻したMGローバーが、中国で新たに復活を遂げようとしています。ひと昔前ならば誰も見向きもしなかったかもしれないですが、今や中国メーカーの自動車製造技術は無視できないレベルにまで達しています。日産の顔を言えるVQエンジンの開発を取り仕…
アメリカ版「Car and driver」を読んでいてちょっとびっくりしたのが、アメリカで発売されているEVの種類。ポルシェ918のようなスペシャルなクルマではなく、いわゆる街中の幹線道路に延々と列をなしているような各メーカーのコンパクトカーがことごとくEVに…
日本では旧モデルの在庫一掃セールが絶賛開催中で、ビックリするくらいの価格でメルセデスが買えたりするみたいです。ドイツでは新型Cクラスの価格が発表されました。競争力があるCクラスの復活のために、大きく設計を改めたようなので、CLAクラスとの兼ね合…
2013年はCセグハッチバックの輸入車が日本市場を賑わせた。日本COTYに輝いたゴルフ7。メルセデスの野望が詰まった新型Aクラス。予想外に健闘したボルボV40。そしてゴルフの影に隠れてやや地味だったけどカーグラフィック大賞を受賞したアウディA3スポーツバ…
マツダがこれまでの「ZOOM ZOOM」をやめて、新たに「スカイアクティブテクノロジー」を打ち出してから約2年が経過しました。2012年の段階ではライバル他車の燃費競争を受けて立つとばかりに、内燃機関の可能性を追求すると謳っていたはずだったのですが、予…
マツダもスバルも日産も「我々は今後プレミアム路線を目指します」なんて呑気なことを言っている。このメッセージでファンが一気に増えると勘違いしているようだが、ハッキリ言って思い違いも甚だしい。確かにこの3社のクルマを開発する力は世界トップレベ…
デザインの公開から早くも1年が過ぎ、なんだかクルマとしての優美さが欠けているのではという気もしてきた新型の7代目コルベット。こんなに賞味期限が短いデザインだとは思わなかったですが、改めて見るとフロント、サイド、リアのいずれもが呼応していま…
中国はアメリカに迫る世界最大級の市場に成長しつつあることは間違いないのですが、各社の販売台数の変動を見てみると一般的ないわゆる「市場経済」の社会とはだいぶ違うことがわかります。2013年の中国市場でのナンバー1サプライヤーはドイツのVWです。当…
メルセデスのやること成すことが気に入らない。FF車ってこの10年くらいで長足の進歩を遂げました。アルファ156がスマッシュヒットして、走りの満足感もそれこそBMWと同等くらいまで煮詰められて、楽しめるFFの中型車がプジョー、ホンダ、フォード、オペル、…
ジャガーとマツダが好きだ。現在のラインナップはどうもスポーツカーブランドとして十分な体裁をとれてはいないけど、「出来る限りのことはやってます」みたいな感じが滲み出ていてとても応援したくなる。経営上の不安定さから長期的なビジョンが描けないメ…
欧州メーカーの小型車のユーザーレビューを読むと、トヨタや日産では決して起こりえないような珍事がかなりの頻度で報告されていて面白いです。そんでもって、そのユーザーが故障や不具合を承知で買っているから問題ないという、日本のマニアが世界に誇る偏…
早くも大ヒット御礼というトヨタ・ハリアーや日産・エクストレイル。前者は乗り心地重視のクロスオーバーで後者はデビュー当時から走破性能が世界一だと日産が謳う本気モードSUVです。スバルフォレスター、三菱アウトランダーPHEV、マツダCX5いずれも力作ぞ…
去年の暮れからずっと、某BMW専門誌の発売が待ち通しかったです。そして待った甲斐がありました。M4の車体重量1497kg!!!でまず大爆笑。といっても決してバカにしてません! GT-Rに前を塞がれたM3/M4の現状をしっかりと認識し、6年前から1500kg以下とい…
VWは確かにあまり好きなブランドではないけども、マツダやスバルと並んでより良いクルマをドライビングフィールを損なわないことを第一に考えたクルマ作りは素直に評価したい。トヨタやホンダがハイブリッド(HV)や燃料電池車(FCV)などを大量に導入してドラス…
V6ツインターボで1000万円と言われると、BMWの新しいM3がそれに該当するのかもしれない。それでもM3は1500kgにシェイプアップしていて、スポーツセダンとしてのBMWの復権を託されたホープ。2000kgの巨体を動かすための410psとは意味が違う。そもそもM3と比較…
今月号のAuto Carの新型車情報のページで思わず目がテンになってしまった! マツダにロータリーの2シータースポーツを復活させる動きがあるらしいとの記事・・・。そしてこれに向けてマツダは現在もスポーツカー向け次世代ロータリーの開発を継続中なのだそ…
某雑誌にパワートレーン・アワードという企画があり、ここ数年で登場したエンジン&ミッションで最良のものを決めるというものだった。10人ほどの審査委員がそれぞれ5個のパワーユニットをえらび持ち点20点を配分する。出て来たエンジンユニットは実に38種…
マツダの傑作スポーツカーRX7FD3Sはロータリーターボから逆算して、そのコンセプトが導き出された。よってロータリーしかあり得ない設計なのだから、エンジンが経年劣化したからといってレシプロエンジンに換装するなんてとても想像できない。他のエンジンで…
どこかの雑誌の企画でイタリア人のジャーナリストが言っていました。GT-Rに搭載されているエンジン(VR38DETT)はフェラーリF40のV8くらいにインパクトがある極上のユニットだと。GT-Rってなんだかんだイタリア人を納得させるほどに完成度が高いクルマなんです…
トヨタ車ユーザーは比較的穏やかな運転を好む人が多い・・・?まあ絶対数が多いからいろんな性格の人が運転していているわけですが・・・。ミニバンで混雑時にウインカー無しで車線変更してくるのは、なぜかトヨタのミニバンが多い。おそらくウインカーレバ…
なかなか状況が好転しないPSAグループの起死回生の力作といった感が強いですが、RCZのハイパワーモデルとして加わったFFの限界を突き詰めたスポーツカーです。冷静に考えると211psが270psになったからどうした?という気がしないでもないですし、270psになっ…
日本カーオブザイヤーを強奪することに成功したVWゴルフ。全員の審査員が無視しなかった(0点を付けなかった)ということは、プロの批評家の誰一人としてこのクルマを批判できないほどに、技術的な裏付けがあったのだと思います。最終ノミネートの5台の輸入車…