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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

BMWの良さがわからないク◯に伝えたいこと。

5シリーズとX3が売れてない!?
  なんで急にこんなことを書こうと思ったのか!?(オチはあるのか?) BMWの中核とも言える5シリーズが日本で売れていないらしい。さらに新型になったX3も出足が鈍いらしい。うーん。BMWが悪いとは思えないのですよ。今回の5シリーズも歴代モデルと同じで高いアベレージを維持していると思う。BMWを買うなら真っ先に検討すべきモデルはこれ。最初から予算300万円で済まそうと思うなら、(新車/未使用車だと)1~3シリーズしか選択肢はないけど、BMWを新車で買うなら600万円くらいは想定の範囲内じゃないかと。それなのに5シリーズが売れていないってのはさ・・・。

失礼承知で言わせてもらおう
  見る目がないんじゃない!?直4の5シリーズは悲しいってことですか!?まあ自己判断で十分に価値が見出せないくらいなら直4の5シリーズはやめておいた方がいいかもね。そもそも買おうとしているクルマを自分の価値観でジャッジできていない、知性だか痴性が欠如している人が高級車を買うと後悔すると思うよ5シリーズの重量/サイズに直4を合わせる欧州の合理主義が、2010年頃からドイツメーカーの信頼を揺るがす事件を次々と引き起こしてきたこともあって、その価値は相当に揺らいでいる。軽量化したとはいえ、まだまだ1700kgもあるボデーを184ps/29.6kgmで引っ張る523iでの切り返しは結構面倒そうだ(実家のお隣さんは相当に手こずっている)。

え?2000台を下回った?
  BMWの熱狂ファンはどこへ消えたのか!?1月のBMWの販売は2000台を下回ったらしいけど。予備軍は全員X2待ちなのか!?MINIもどきを買うのではなくて、BMWを選んであげてー。・・・ということで、BMWの販売がちょっとでも上向きそうな話をしてみようと思う。大好きでたまらない人に言わせれば、BMWとは「2種類」の楽しみ方があるブランドだ。そのどちらを選んでも「味わい深い」。これがBMWのツボなんだよ。

味わいこそがBMW
  2種類とは、「ウイスキー」と「スパークリングワイン」だ。この2種類のお酒に精通していないとBMWを語るのは難しいと思う。ボデーに比して非力なモデルは一般に「ウイスキー型」。その乗り味は、ごくごく一般的なブランドの乗用車と同じで、「構造上回避できない緩さ」に覆われている。ちょうどウイスキーの味を支配する穀物アルコールのボデー感は、正直言って華が無い。山崎やマッカランのように「上質」にしつけられたものもあるけど、アクセルオンしても、加速の盛り上がりがイマイチだったりする乗用車的な「怠さ」に例えられる。

安酒場のハイボールは飲めたもんじゃない・・・
  余計なことを言うと、安い酒場の臭くて若くピリピリするハイボールに使われる、安いウイスキーはいちいち癪に触るCVTやフェルトに包まれたような感触のハンドリングで興ざめの乗用車(どこのクルマとは言わないけど)。乗り味がいいと好評なMAZDA(アテンザ)は・・・サントリー・角ってところかな。とにかくスッキリしていて爽快。ちょっと前のMAZDAはIWハーパー・ゴールドメダルだったけどね(これは最高だった完璧な味わいだ)。スバルはニッカのブレンディッドウイスキーみたいで、ハードな癖が・・・。Cクラスはなんだろう。シーバスリーガルかな。ちょっと癖あるけど違いがわかる。

味わいが出せているブランド
  ウイスキーとはボデーの向こう側から溢れ出る芳醇な味わいを楽しむ飲み物だ。つまり乗用車の「ちょっと気怠い」乗り味が大部分を占めつつも、そこに不快感が出ないように配慮され、その奥から出てくる味わいに感動する。これがBMWの「ウイスキー型」の楽しみ方だと思う。BMWは冗談抜きで山崎かマッカランに一番近いと言っていいかも!?なんですよ。そういう乗り方(味わい方)をしなければ、このブランドの良さはわからない。320iにじっくり乗ってみると、確かにマークXよりも「臭み」が少ない。Mスポとか関係なく、クルマの躾がうまく調合されているのがわかる。むしろ直3モデルの方がよくわかるかも。当たり前に「気怠い」けど「芳醇」で「爽快」・・・。

スパークリングワインの味わい
  ベースモデルよりも出力がスープアップされているモデルは、「スパークリングワイン型」。こちらは最初から「気怠さ」なんて無粋なものを感じる必要はない。ドカンと立ち上がるハイパワーをクルマのトータルバランスの中でどう演出するか!?のキレの良さが勝負(ビール型?)。とにかく圧倒的な「抜け」の良さが生命線であり、その上でどんな上質な乗り味に仕立てられるかがポイント。300psくらい積んでいるモデルは国内外にたくさんある。「スパークリングワイン型」は立ち上がりはもちろん、後味の良し悪しも非常に大事だと思う。舌がバカになりそうな酸味を落としていく「ガス入りビネガー」(調理用か!?)と表現したくなる(もう好んで乗りたくはない)、そんなハイスペックモデルも残念ながら一部ある。

抜けの良さ、後味の良さ
  乗っていて『シャシー性能が足りない』と感じるとあまりいい結果にはならないです。(別にシャシーに問題があるとは思わなかったけど)フォード・マスタングにも後味の悪さをちょっと感じた。拍子抜けだったのは、具体的に言うと、ゆるい登り坂でちょっとベタ踏みしてみると、異常なレベルでハンドリングが抜けた感じで気色悪かったこと。レクサスIS350ではそんな不始末はなかったけどね。さてBMWでハイスペックとなると1000万円近いモデルなわけですが、その味わいは・・・。多少は例外もあるかもしれないですが、価格なりに満足できるモデルが多いですよ。

カーライフを楽しもう・・・
  BMWに限らず、同じような設計をするメーカーのモデルは、いずれも「ウイスキー」or「スパークリングワイン」です。MAZDAはスパークリングワインは作っていないし、ポルシェはウイスキーを作っていないですけども、どちらもそれぞれのフィールドでいい味わいを出しています。また「ウイスキー」&「スパークリングワイン」とは、ト◯タやフォ◯クス◯ーゲンに対するアンチテーゼを含んだ見解だと言えます。余計なお世話ですけども、単に価格だけでBMWモデルを避けて、プ◯ウスやゴ◯フを選ぶのは、カーライフにとって大きな損失が伴ってないですか!?味気なくないですかー!?

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