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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

マツダがいよいよRX-7を復活させるそうです。(by autocar3月号)

  今月号のAuto Carの新型車情報のページで思わず目がテンになってしまった! マツダにロータリーの2シータースポーツを復活させる動きがあるらしいとの記事・・・。そしてこれに向けてマツダは現在もスポーツカー向け次世代ロータリーの開発を継続中なのだそうです。ポルシェを始めスポーツカーは今でも毎月のように新型が発売され、今年も早くもアルファロメオ4Cやロータスエヴォーラなど話題のモデルが日本にも上陸するようですが、やはり「RX-7復活?」のニュースは何にも増してインパクトがあります。

  トヨタとスバルが共同で開発した86/BRZが待望の専用設計FRスポーツということで、欧州では予想以上の大絶賛で迎えられています。欧州では急速なクルマ離れが進んでいてドイツの新車販売はこの10年で4割も縮んだようですが、そんな中でも根強い人気を誇っているのがスポーツカー。特に欧州市場から急速に締め出されている日本メーカーにとって、話題のスポーツカーの投入はクオリティカーを供給するメーカーにとっては不可欠な要素になっています。

  86で上手くやっているトヨタをお手本にして、マツダも往年の名スポーツの復活でブランドに弾みを付ける戦略は妥当なところでしょうか。スバルのボクサーエンジンを上手く活用して、NAでもなかなかホットなパワーウエイトレシオを実現した86/BRZでもこのほどの盛り上がりです。よってマツダならばRX-7の復活で86と同じ重量ながらロータリーを使ってNAでも250psは出せると言われています。ホンダS2000とともに究極のコーナーリング性能を持ち合わせた理想のFRスポーツのRX-7が復活すれば、GT-Rに続いて再び日本のスポーツカーがポルシェに接近することになりそうです。

  ポルシェはボクサー&RRという「個性」でスポーツカーとしても孤高の地位を築いていますが、ホンダの直4NA最強だったVtecやマツダのロータリーはエンジンフィールだけでもポルシェと肩を並べる存在でした。ア◯ディやメル◯デスのようにターボでパワーを水増ししただけの非スポーツな「直線番長」のクソ馬力自慢に僻癖していた人も多いと思いますが、マツダの開発者も同じように現状を憂いていたのでしょうか? 最大トルクが60kg・mとかバカみたいな数値に達していますが3000回転で頭打ち・・・。一方でかつてのRX-7のロータリーターボは30kg・mしか出ませんが、7000回転を軽く超えます。

  ア◯ディやメル◯デスを否定するつもりはありませんが、最近じゃ物理の計算もろくに出来ないディーラーの営業マンも居たりするので、わけも分からず輸入車スポーツがいいと勘違いしている人が増えてるようですね。マツダディーゼルもそんな勘違いな人を増やす要因になっているようですが・・・。マツダにはぜひ箱根を優雅に走る「峠スポーツ」の復活を期待したいです(ロードスターではちょっとポルシェに気後れしますね・・・)。


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