2014-01-01から1年間の記事一覧
アウディはアベノミクスの波に十分に乗り切れず、ライバルブランドが140%といった躍進を見せる中で、唯一前年並みの水準に留まり「一人負け」状態でした。アウディ・ジャパンとしてはもう少し早く、アウディA3を投入してくれればという想いはあったでしょう…
トヨタは日本を代表する自動車メーカーとして、「日本車」としての理想型を目指す姿勢に溢れたクルマ作りという意味では一貫した姿勢を保ってきました。そのストイックなまでのスタイルから、欧州車の「猿真似」という評価をされることをもっとも嫌っている…
「BMWを買うぞ!シュミレーション」というのはクルマ好きなら何百回何千回と繰り返していると思うのですが、なんといっても国内で販売しているメーカーの中でも中型車の品揃えはトヨタを超えて群を抜いて豊富なグレード数を誇るので、何度やっても飽きません…
あくまで「ミクロ」な視点での話ですけども。つまるところ「日産とマツダ」この2つのメーカーだけが、「日本で頑張って生きる人の為にクルマを作ろう!」という気持ちでやってくれてる!ということです。他のメーカーのクルマはなんだかぼやけて見える。オ…
2020年までに欧州メーカーはガソリンターボの生産を終了するという、なかなかビックリな予測がされています。この前までレクサスISにターボが無いといってこき下ろしていた愚かなジャーナリストと、彼らの言葉を無批判に受け入れた能無しユーザーはさっさと…
ホンダの創業者である本田宗一郎は権威主義に象徴される「日本の体質」に対して、常にある種の嫌悪感を抱いてきたようです。事の起こりは戦争中の強制徴用などの「全体主義」に対するものだったようですが、戦中・戦後を通して自分の頭で考えようとしない日…
トヨタ・GM・VWの3社がそれぞれにスポーツカーを作って売るようになって、それに連れて市場におけるスポーツカーの役割というのもだいぶ変わってきました。グローバルで1000万台を売るための「設計」を強いられてきた、これらメガグループの設計者達が、あ…
日本でかなりの存在感を発揮しているセダンだけになかなか波紋を呼んでいるのが、BMW3の「3気筒化」みたいです。3気筒のFRなんて昔はあったのでしょうけど、なかなかレアなクルマがいよいよ全世界で発売されようとしています。1.5Lの3気筒ターボと聞くと…
新型スカイラインはとにかく素晴らしい! レクサス・メルセデス・BMWなんて所詮は日産の敵ではないのだよ!と高らかと宣言するような圧倒的な「メカ」っぷりです。ただし知れば知るほどに、「結構めちゃくちゃなことやってるな・・・」と複雑な気分にさせて…
消費税が上がり、訳分からない税まで加わって、ガソリン価格は一層高まりいよいよ、「HV or ディーゼル?」の時代に突き進んでいますね、確実に。もちろん現在も大前提としてガソリン車の乗り味が最高だと思います。しかしHVもディーゼルもどんどん進化して…
「スカイライン」と聞けば、同クラスのセダンよりも「スポーティ」で、ドライバーズマシンとして常に高いレベルで評価されるクルマというイメージが一般的だと思います。2002年に直列6気筒のスカイラインは一旦姿を消し、全くコンセプトを一新したV35スカイ…
まあ生き残りに必死なのはよくわかるのですが、わざわざBMW320iをコピーしなくても・・・なんとも言えない徒労感があります。PSAもそうですがやはり1.6LターボでDセグセダンを走らせるのはいろいろと無理があったようで、さっぱり売れませんでした。日本で買…
フルモデルチェンジする2015フォードマスタングにはとうとう2Lターボが導入され主力パワーユニットになるとかで、米国市場でも2Lターボ車に注目が集まっているみたいです。これまでアメリカ市場の高性能車は一部のスポーツカーを除きNAガソリンが一般的だっ…
欧州の大衆メーカーがわざわざ海を渡って日本まではるばる「どうでもいいクルマ」を持ってくるなんてハッキリ言ってエネルギーのムダじゃないかな〜って思いがあります。もちろん日本の輸入車愛好家が勝手に欲しいっていうなら、その分だけ適当な手数料取っ…
次期TT-RSに相当するモデルのコンセプトカーのようです。それにしても「ホットカー」という言葉がよく似合うサイズとスペックですね。ルマンでトヨタが全力で挑んでも勝てないアウディの実力は確かなものがあるようです。2Lターボであの日産GT-Rに迫る実力…
ホンダが最近になってパクリを連発しているともっぱらの評判だ。NBOXに始まり、アコードもフィットもオディッセイもライバル車を強く意識したという意見が多い。中にはこれまでのホンダのクルマ作りは独創的だったのに!と嘆く声すら聞こえる。自称ホンダフ…
VWが新たに始めた設計方法を、そのまま丸ごと「MQB」と言うんだそうな。ゲルマン民族的な合理主義!欧州随一の工業力を誇るドイツの「渋い」エンジニアリングの結晶。クルマの基本的な部分の設計コストを従来よりも大幅に削って、そこで生まれた配分できるコ…
輸入車のシェアがやっと10%を超えそうな勢いですが、しかしまだまだ「低すぎる」と多くのジャーナリストは嘆いています。さすがに「多くの日本人はクルマの良さが分らないから輸入車シェアが圧倒的に低い!」という暴言を放つ人はほとんどいないですけど、「…
昨年暮れの東京MSでは、やはりGT-Rの注目度が高かった。平均年齢は確実に50歳以上!のスゴい数の取り巻きで、まったく見る事ができなかったほど。何がこれほどまでに、いい年したオッサン達を熱狂させるのだろうか? そりゃGT-Rの良い点なんて誰にでも解る。…
日本人は輸入車に乗らなすぎて困る。国産が90%を占める市場なんて他に例がない。ここまで閉鎖的でいいのか! そう言われるともっともな意見にも思えるけど・・・。プロの自動車ジャーナリストなんてみんな「貴族」みたいなもので、やはり考える事が人とは大…
ジャガーXK・・・なんかガチな「スーパースポーツ」の香り。いや新車価格が完全に「貴族階級」なんですが、日本市場ならばもちろん中古車ですが、なんと現行モデルが400万円!というのもある(もちろん3万キロ以下)。新車のスカクーと6年落ちのXKがほぼ同じ…
BMWのM4が発表されました。かねてからの噂通りで1497kgと細かい単位までこだわった軽量化が施されました。グランドツアラーとしての役割はとりあえずアルピナB4に任せて、スポーツ性能へ大きく振ったという見方と、高性能と燃費の両立を図る「直6への回帰…
Aクラスといっても旧型です。先日見かけた個体はひどいものでした。ドライバーの性格にもだいぶ問題があるのだろうけど、あのぎこちない出足を見せられるとこのクルマは本当に大丈夫か?と思ってしまうほどです。ドライバーがクルマの性能を過信しているのか…
アルファロメオが「147」やら「156」やらで追いかけた夢を最後まで実現しようと奮闘したのが日本のマツダ。FFでBMWを超えるハンドリングを目指すという結構大逸れた「夢」だったりするのですが、アルファロメオもマツダもしっかりとFF車の可能性に気がついて…
いまでもアルファロメオの中古車で問い合わせが圧倒的に多いモデルが「アルファ147」。現行ジュリエッタの先代モデルに当たるCセグHB。いまやプレミアムブランドの入門車がひしめく「退屈」なクラスになってしまいましたが、この「アルファ147」は決してそん…
ワールドカー・オブ・ザ・イヤーを直近の5年で4回も受賞しているVW。日本の自動車雑誌の記事でこのメーカーへほんのわずかでも疑問を呈したライターをこの1年くらい見ていないように思う。さすがにメルセデスAクラスには幾多のライターが堂々と不満を述べ…
欧州と日本。国土が狭く過度に産業が発達し、都市部への人口集中が激しく、高齢化率も年々上がり・・・。まあその結果というわけではないですが、「クルマ離れ」という現象が起きていると一般メディアは結論しています。しかし現実には、自給率が極限まで下…
自動車に興味を持ってクルマ選びの参考にしようと、買った1冊の本「一台のクルマがあれば人生を変えるのに充分だ(徳大寺有恒著)」。もう10年も前の本になるのですが、買った当初は難しすぎて興味があまり持てませんでした。「ダットサン」「T型フォード」と…
ちょっと偉そうな言い方なんですが、BMWはやっと気がついたようです。新しい2シリーズクーペのCMはなかなかシュールなのですが、あの映像の中にBMWがこのクルマで表現したい要素がふんだんに織り込まれています。BMWは自分達がどういうクルマを作ったら喜ば…
日本の中堅メーカー・スバルがとんでもない問題作を発表した。話題の新型モデルのレヴォーグというクルマがそれなんですが、このレヴォーグは日本メーカーがこれまで暗黙の了解としていたタブーを打ち破ってしまったのです。日本メーカーは漫然とクルマを作…