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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

スカイライン や レヴォーグ より ティアナな理由

  新型スカイラインはとにかく素晴らしい! レクサス・メルセデスBMWなんて所詮は日産の敵ではないのだよ!と高らかと宣言するような圧倒的な「メカ」っぷりです。ただし知れば知るほどに、「結構めちゃくちゃなことやってるな・・・」と複雑な気分にさせてくれる要素が出てきます。

  このクルマがスカイラインの後継車なんだと感じさせてくれるのは「絶対に妥協しない!」という固い意志でしょうか。ただし妥協しないのはいいですけども、従来のFRのシャシーに全てを詰め込みすぎているので、いろいろと問題点はモグラ叩きのように出て来たと思います。まさかV35スカイラインを設計している段階で、このクルマが将来はHVになるなんて想定していなかったでしょうから。

  しかしさすがは日産、そんな設計上の不都合などなにも問題ない!とばかりに、エンジンとプロペラシャフトが唸り、モーター音が響きわたる、いろいろな周波数の騒音源を特殊装置で無理矢理に押さえ込んでいます。逆位相の音波を出して共鳴を防ぐというハイテク装置まで積み込まれて、「日本の高級車」つまりレクサスに負けないレベルの静音を実現してしまっています。

  R35GT-Rの開発もそうですが、「日本車のプライド」を一番に考えて真摯に取り組む姿勢には「最敬礼」しかないわけですが、日本のカーメディアにはまったく響かないらしく、「BMWに少し近づいたか?」とかとぼけたことを言ってばかり。一流のライターは誰しもBMWとは何か?日産とは何か?といった「思想」「見解」を持って語るものですが、最近じゃ一流ライターを雇わずに二流以下のライターを起用することが多いようです。そうすると考えることを放棄したかのように生み出された、「トヨタ・日産はドイツ車の真似をする」というステレオタイプな論調に出会う機会も多くなります。

  その一方で海外雑誌では新型スカイラインは諸手を挙げての大絶賛で迎えられています。「NISSANの情熱はどのメーカーも越えられない!」みたいな論調なわけです。さらにスカイラインを上回る絶賛を受けているのが新型ティアナ(もちろん海外で)。このクルマは日本のカーメディアからの評判はさっぱりでしたが、その実力はどう考えても同クラスでは断トツの性能!このクルマを無視して「レヴォーグはすご〜い!」とか言っているカーメディアなんて全く信用しなくていい・・・とすら思います。

  

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