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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

アウディA3セダン は発売のタイミングを完全に逃したか・・・

  アウディアベノミクスの波に十分に乗り切れず、ライバルブランドが140%といった躍進を見せる中で、唯一前年並みの水準に留まり「一人負け」状態でした。アウディ・ジャパンとしてはもう少し早く、アウディA3を投入してくれればという想いはあったでしょうけども、どうやらこのモデルも、なんだか「浦島太郎」ではないか?という気さえします。サイズを聞くと「おや?」と思うのですが、実車を見るとどうも「違うな・・・」という思いが頭を過ります。

  このクラスのセダンとして、かつてホンダは「シビックセダン」を日本でも販売していましたが、日本向けにインテグレートされた「フィット」に販売を統合する形で、現在では発売されなくなってしまいました(アメリカにはありますが)。スバルやマツダからもグローバルモデルの「スモール・セダン」(インプレッサアクセラ)が販売されていますが、どちらも中心はハッチバックモデルであり、あくまでそれを補完する形で細々とセダンが設置されています。トヨタには国内専用モデルのカローラとプレミオ/アリオンがありますが、デザインを見て反響を呼ぶほどの人気モデルには限りなく遠い存在です。

  ハッキリ言うと「スモール・セダン」は日本では不人気車に分類されます。それにも関わらず、発売前から「アウディA3」への注目度は高いものがありました。評論家はどういう人がこのクルマを買うのかを、どこまでイメージしているのかはわかりませんが、「日本のジャスト・サイズ」として理想的だと「もて囃している」風潮がどこか「嘘くさく」感じられて、今度発売されるメルセデスCクラスへの期待感とは大きな落差があるように思います。確かに納得できる部分もあるのですが、最終的にグレードや価格帯を細かく見ていくと、どうも「買いにくい」クルマだという印象が拭えません。

 A3セダンで満足できそうなグレードである「1.8TFSIクワトロ」で本体価格が422万円になります。スカイラインHVやレクサスIS300hよりは安い価格に設定されてはいますが、いかにも「狙った」価格設定を仕掛けている舞台裏が見えてきてしまいます。スカイラインHVやレクサスIS300hとの比較において、価格面で不利なA4は販売を大きく落としていますが、アウディ・ジャパンとしてはその形勢を逆転するための「戦略車」といった意味合いが強いように感じます。

  実際にアウディ・ジャパンの要求によってモデルが作られた経緯もあるようですが、どうやら製品化へのスピードが足りなかったように感じます。BMWのようにスピーディなモデル展開があれば違った展開もあったかもしれないですが、日本車やメルセデスBMWがこれだけ多くのモデルを出して争っている価格帯に、いまさら出してくるクルマにしては間が抜けているように思います。それにしても、いくらベース車のゴルフの評判が良いからといっても、Cセグセダンで乗り出しで450万円を超える価格設定はやり過ぎかなと・・・もっと抜本的な価格設定の見直しでも無い限りは不人気車で終わりそうです。


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