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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

日本車に勝てないなら小型車持ってくるのやめといた方が・・・。

  欧州メーカーの小型車のユーザーレビューを読むと、トヨタや日産では決して起こりえないような珍事がかなりの頻度で報告されていて面白いです。そんでもって、そのユーザーが故障や不具合を承知で買っているから問題ないという、日本のマニアが世界に誇る偏愛ぶりを発揮して「許して」いるのがさらに面白いです。確かに私も某国産メーカー車に乗っていますが、足回りの硬さやブレーキ・アクセル・ハンドルが大手のT社と比べて過激な点を「スポーツメーカーだから・・・」と問題視しなかったりするので、人の事はいえませんけど。

  それにしても「うまく発進しない」なんてもはや論外じゃないの?と思うのですが、日本人はとても忍耐強くて、某社製品のほぼ全てにラインナップされているアジア製の粗悪なDCTを受け入れています。世界の高級車の重要なマーケットに成長した中国の方が日本よりもクルマへの理解が進んでいるようで、こちらは苦情がディーラーに殺到して大リコールに発展しました。中国政府は現在、この中国を主戦場にするドイツメーカーに対してかなり高圧的な是正要求を行っているのだとか・・・。

  中国仕様と同じ部品供給を受けているタイ製の右ハンドル版が、日本へと輸入されています。中国の懸命の抗議のおかげで日本でも無償修理が実施されそうです。同じくタイ製右ハンドルの供給を受けているオーストラリアでは、このクルマの人気は「案外」というか「さっぱり」で、日本のメディアが「世界のスタンダード」と盛んに報じているのが滑稽に思えます。オーストラリアでの輸入車ランキングで堂々の1位になっているのが、そのドイツメーカー車のライバルと言われている日本車(マツダアクセラ)です。なぜ日本と世界の評価はこうも違うのか?

  それはもちろん日本人が世界で最もクルマに対する感性が敏感だからでしょう。中国人にもオーストラリア人にもホンモノの良さは解らないのだと思います。彼らはクルマなんて走って荷物が積めればそれでいいと思っていますし、できれば壊れないほうがいいと考えるので、恐ろしく耐久性に優れる日本車を単に好んでいるだけです。ホンモノを良く知っている人なら、ドイツ車と日本車を乗り比べてコーナー1つ抜ければ違いが歴然と分かります。耐久性や燃費のみを重視するクルマがドイツメーカー車に勝てるわけがないのです。

  まあクルマなんて考え方一つなんですよね。中国人やオーストラリア人のように理性的な「尺度」で比べて評価するか、日本の一部の人々のように自分に「暗示」をかけてくれるクルマが絶対的だと判断するか・・・。私も某国産車の「暗示」にかかっているとある程度は自覚していますが、ドイツメーカー車に心を奪われてしまった人々の強迫観念は「怖い」の一言です。1000万円以下のB◯Wやメ◯セデスなんてカス!(正論ですけど・・・)なんて書こうものなら・・・強烈な罵声コメントがやってきます。だけどそれを誰よりも「カス」と強く感じているのは他ならぬア◯ピナやA◯Gのオーナーさんだと思うのですが・・・。

  先日もBMWの1.6Lエンジンをディスったら「エンジン・カー・オブ・ザ・イヤー」だぞって言われました。COTYだから何だって?・・・。北米COTYの先代フュージョンなんて欧州でボコボコにされて3年で廃止の運命だったっていうのに。エンジン屋だったらホンダみたいに全てのエンジンを真剣に作れ!って言いたかっただけだったのだが・・・。(BMWの1.6Lが)そんなに凄いエンジンだと思うならアルピナだかM5だかを売り飛ばして乗り換えればいいじゃん。


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