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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

メルセデスCLA180 「エンジンをかけなければ良いクルマ?」

  メルセデスのやること成すことが気に入らない。FF車ってこの10年くらいで長足の進歩を遂げました。アルファ156がスマッシュヒットして、走りの満足感もそれこそBMWと同等くらいまで煮詰められて、楽しめるFFの中型車がプジョー、ホンダ、フォード、オペルマツダと次々に登場して盛り上がった。技術的にも凄い高い水準まで上がり、高コスト体質が各メーカーの体力を奪っていった部分もあったようだけど、多くのメーカーが切瑳琢磨して作り上げたスタンダードが成立しつつありました。これらのクルマはたしかにメルセデスのシェアにいくらか影響したかもしれないし、2000年代のメルセデスはなにより低迷期の中にいた。

  だからといって、FFの名車たちが築いてきた名声を一気にぶち壊すような、ポンコツを出してこなくても良いと思う。メルセデスCLA180に乗った人の世間知らずな感想が「まあFF車だからこんなものかもしれない」。別にどんな感想を持ってくれても構わないのだけど、メルセデスのクソFF車のおかげで、風評被害が少なからず発生している・・・。メルセデスのFFに乗ってFF車は全部ダメみたいなことを言っちゃうわけです。

  CLA180・・・。300万円以上するクルマとは思えないほどに、とことん最低です。乗り心地は日本で発売されているクルマ全体でも最低レベル。日本車ではありえないような酷い乗り心地。ランフラットタイヤの影響という意見もありますが、だったらそんなタイヤを最初から付けなければいいのでは? そして軽自動車並みに騒音と振動が酷い。その上まったくやる気がないエンジン・・・1.6Lターボの罰ゲームエンジン。日本車では考えられないほどの唸り、ターボだから仕方がないって言われても納得できないです。まともな人なら5分も試乗すればダメダメなのに気がつく。実際に買う気満々で行ったけど、試乗して止めたという意見がかなり多数ありました。実際に買う気があったのかは不明ですけど・・・。

  さらにこれだけでは終わらないです。7速DCTがまったくもってスポーティではない。ギアチェンジがぎこちないことこの上ない。これまた罰ゲーム用ミッションということか。こんな酷い変速機は日本車では珍しいです。少なくとも本体300万円以上の日本車だったら大クレームの嵐。それ以前に評論家から集中砲火を受けてまったく売れないはず。さらにゲロゲロなのがEPS(電動パワステ)。こちら去年MCがあったEクラスでも相当に酷いと話題になったくらいで、同時期のAクラスだけが良いとはなるわけは当然ないだろうから予想通り・・・いまさら文句言うヤツがオカシイレベル。こんなクルマがアメリカでは売れるはずないですから、当然ながら発売すらしていません。日本でもさっさと不買運動起こして、メルセデスに目を覚ましてもらうしかないと思うのだが・・・、買う人が後をたたないらしい。数年後に中古車価格が下げ止まらなくなれば消えるでしょうけど・・・。


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