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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

トヨタ・アクアのオープンモデルがなかなかの出来映え!

  まだ発売するかどうかもわからないようですが、一目見てこれは相当だと感じました。ハイブリッド車をオープンにしようという発想がいままで無かったのも不思議ですが、独特のクセのあるデザインがオープンにすることで見事に改良されていて、ハイブリッド専用車のデザインにアレルギー気味の私にも違和感なくすんなり受け入れられるデザインでした。もやは通常デザインのクルマもハイブリッド化されているので、プリウスやアクアに目くじらを立てるのも筋違いですけど・・・。

  2トーン塗り分けが登場したホンダのCR-Zも、イメージが一新してなかなかの好判断だと思いましたが、ホンダとしてはさらにCR-Zのオープンにまで踏み込んでも面白かったかもしれません。まあ絶賛公開中のミッドシップの軽オープン「S660」が東京MSでも断トツの人気を誇っていたので、余計なお金をCR-Zに使っている余裕はないですし、250万円前後でS660を販売して、一定の台数さえ売れてしまえば利幅が大きいのはどちらかは明らかですね・・・。

  一方でトヨタもオープンには強い執着を持っているようで、全ラインアップにHVを設定し終えたら、今度は全ラインナップをオープン化する勢いすら感じます。トヨタのこだわりとしては、スポーツカーとしてのポテンシャルよりも、気楽に安い維持費で乗れて実用性が高い「4座」がポイントのようです。それにしても86やレクサスISからもオープンモデルが出るようで、いずれも4座になっていることから、もはや誰の目にもホンダではなくVWを潰すという狙いがハッキリと分かります。イオスは消えましたがゴルフとビートルがお手軽な4座オープンとして街中でもチラホラ見かけます。そしてそれ以前から廉価の4座オープンの代名詞だったプジョーもついでに潰してしまうでしょうが・・・。

  しかもこの「アクア・エア」はリトラクタブルハードトップ(RHT)を備えているようで、幌がどうしてもイヤな人にもすんなり受け入れられます。マツダロードスターもNC(現行)から導入されたRHTが今や日本での販売の主流を占めているようで、屋根を閉めれば「クーペ」として使える2面性からお得感があります。RHTはメルセデスSLKやレクサスIS-Cなどでも採用されていますが、車体重量が増えてしまうので意外の評判が悪かったりしますが、アクアならスポーツモデルでもないのでウエイトバランスなど細かいことはとりあえず不問でいいと思います。そういう意味でもなんだかんだ言ってもツッコミどころが少ないクルマじゃないでしょうかね・・・。トヨタレンタリースにあったら一度は借りてみたい気もします。