CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

曲がれないアルファードでなぜ煽るのか?

   金曜日の夜中になるとどこかドライブに行きたくなります。仕事が終わり家でゆっくりしていたのですが、夜中の1時過ぎになって彼女と電話していると「今からドライブ」という結論になりました。CDと飲み物を準備して彼女の家まで20分(昼間なら50分)の最高に快適なドライブになるはずでしたが、信号待ちをしているあたりからちょっとしたハプニングが始まりました。右折レーンにいたアルファードがなにやら怪しい動きを見せ始め、直進で抜けていく自分の後ろに付いてきます。再び信号で後ろにあの左右2段の「4つ目ライト」が眩しく、距離がやや近い気が・・・。どうやら道をあまり知らないアルファードのようで、自分がこれから通る抜け道を追従してくるようです。

  ただこの先は突然90°近いカーブが「シケイン」のように現れるなかなか「スポーティ」なコース(公道)です。この道はアテンザのハンドリングが楽しめる最高の場所で、昼間はゆっくりのクルマに前を塞がれるのでまったく楽しめないのですが、深夜に通るときはいつもノーブレーキでクリアしていきます。「もし後ろのアルファードが本気で煽ってきたら、結構アブナいな。ここはゆっくり行ってあげるか・・・。」という考えも一瞬頭をよぎりましたが、自分が先頭なので、信号変わりで先にスッと行ってしまえば付いてこないだろうと考えました。信号が変わり出足で50m以上は千切ったのでもう安心だと思って、アクセルワークでシケインを抜ける速度に合わせて走っていたら、案の定というかアルファードは猛スピードでやってきました・・・。いまさら不自然に速度を下げるわけにもいかず、まだアルファードとの距離がいくらかあったのでそのままの速度でシケインに突入しました。アテンザの限界からはまだまだ余裕がある程度で、足回りの良さを感じるちょうどいいスピードに上手くあっていて、いつも通りに「いいなあ〜」と余韻に浸っていたら・・・。やはり後方でブレーキの音が鳴り響きアルファードが急停車していました。

  リアが「トーションビーム」だとそれだけでクルマの旋回性能は「制限」されてしまうので、あとはどうセッティングを頑張ってもその「制約」からは逃れられないのだそうです。「マルチリンク」装備の国産車ではもっとも軽い部類に入るマツダ車(最軽量はアクセラ)と、それ以上の重量があるのに「トーションビーム」のアルファードでは、一般乗用車の旋回性能に於いては「テッペン」と「底辺」と言ってもいいと思います。どのくらい差があるのかは正確には解りませんが、以前乗っていたトヨタ車と比べても相当の実力差があるはずです。これだけ走りの特性が違うと、マツダ乗りにとって夜中の道路で一番遭いたくない(というか面倒くさい)のが「アルファード」ですね。まあ「お互い様」なんでしょうけどね・・・。

  そのシケイン通過の後、大きな街道に出るところの信号に運悪く引っかかってしまい、結局またアルファードがやってきました。まあ無事なご様子でなによりでしたが・・・。ほぼ直線の街道に出てしまえば、アルファードもスピード出して付いてくることができてしまい、また面倒だなと思っていると、結構真剣に追っかけてきます。自分で煽っておいて、自分で急ブレーキ踏むはめになって、それでも逆切れしてくるのか? 時間も時間だし、そういうDQNな人は車種とか関係無し(アルファードやbBじゃなくても・・・)に湧いてきてもおかしくないしな・・・。とうとう信号に捕まり例のアルファードが近づいてきます。ドアが開くか?とバックミラーを凝視しますが、アルファードの意味不明に高いヘッドライトの光でよく見えません・・・。もし複数の怖い人が降りてきたら180度ターンかましてバッくれようと思いました(そもそも悪い事は何もしてないですが)。こういう時はFRのほうがいいなと、FRの「意外なメリット」に気づきつつも様子を伺っていましたが特に何もなく・・・。どうやら完全に取り越し苦労だったようです(そもそも怒られる理由なんて何も無いのですが)。

追伸:4つ目はアルファードではなくヴェルファイアでした・・・

↓これで180度ターンのイメトレしておこうかな・・・