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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

スバルWRX STIのハンドリングなんて・・・

   3連休の最終日の夜に用事で近所を走っていたら、後ろから意味不明に煽ってくるクルマが1台。たまたま私の大好きなルートを走行中で、この先にはほぼ直角に曲がるコーナーが2つ控える「テクニカルセクション」が待ち受けていました。かつて何台もうっとおしいクルマを突き放してきた場所で、マツダ車の為のスペシャル・ゾーンだと思っています。

  東京都西部の煽り車の定番といえば、ホンダ・フリードトヨタ・ポルテなんかが多いです。意外にオディッセイやストリームといった高性能車は無茶はしないですね。フリードにしてもポルテにしても小型で軽量ってだけでドライバーはぶつけない自信があるようで、前が混雑してるのにセカセカと詰めてくることが多いです。あと2車線道路を走っていて車線変更をするときに、フリードやポルテの前に入るのは危険な気がします。これらのクルマのドライバーには「阿吽」の呼吸を分かっていない事故を誘発しやすい人が多い様なので、近くで車線変更はしない方が身のためです。

  こういうクルマを安全に突き放す技術をいろいろ知っておくと、快適なドライブにつながりますね。もちろん日中の混雑道路を極力走らないが一番の方法ですが・・・。一番簡単に突き放せるのが例の「マツダスペシャル・ゾーン」です。直角のコーナーが突然出現する前は歩道が完全に分離した走りやすい道なので、そこそこのスピードで抜けるのですが、そのままのスピードではコーナーがクリアできないほど急です。地元車なら分かっているので、自分の侵入速度がやや速いことが分かって手前で離れます。

  ただ中には「高性能な追従コントロールシステム」が付いてるフリードやポルテがいるようで、同じスピードで突っ込んできます。当然にトーションビームでは絶対に無理とは言わないが、まず怖くてクリアできるはずはなく、後ろで強烈なブレーキの音が響くことがあります(申し訳ない・・・)。効き始めまでにタイムラグがあるドラムブレーキでは、短時間で少しだけ速度を落とすのには不向きだし、咄嗟のブレーキングでは後輪が暴れます。さらにアクセルオフでもグリップ不足で明快なアンダーが出るので、恐ろしく怖いはずです(それが楽しい?)。

  トーションビーム車は3m程度に詰めていたクルマがコーナー2つで100m以上は軽く突き放せます。ところが今回は重心が低めのクルマのようで、どう見ても高性能車です。信号待ちでコンビニのライトに当たった姿からスバルWRX STIだとわかりました。これから右折して例のゾーンに突入するのですが、何と言っても相手はスポーツカーなので、相手もこのコースを楽しんでいるのだろうと思い、先頭だったこともありいつものペースで1つ目のコーナーに突入しました。

  その走りっぷりから、おそらくSTIでお楽しみの最中なので、邪魔しないように走ろうと少し無茶してノーブレーキで行きました。職場のSTIに乗っている同僚が「鷹目のSTIは回頭性がスゴい」と言っていたので、トーションビーム車とは違うだろうなと思っていたら、予想外に50mの差がついていました。コーナー2つ抜けてからの直線で追い上げてくるSTIのヘッドランプが見えましたが・・・。よくよく考えたらコチラよりも100kg重く、AWD特有の曲りづらさがあり、フロントサスもストラットで、立ち上がり加速が繰り出せるほどコーナー間の距離もないので、まったくSTIの出る幕じゃないな・・・。相手ドライバーも理性が働いて自重したのかもしれませんが・・・。



↓ちなみにコレとコレの小競り合いです・・・。