CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

レクサスHS VS ゴルフ

  ここしばらくの間、レクサス日本版のホームページのトップを飾り続けているHSです。北米向けは販売不振で生産が打ち切られたそうですが、同じく低調な日本ではもうひと頑張りとばかりにMCが行われました。今回は大々的に新しいサスペンション機構を宣伝していて、ちょっと乗ってみたい気もしますが、レクサスディーラーは敷居が高そうですね。他もモデルでも装備されるらしいのですが、FR車ではなくFF車でぜひ試してみたいです。このHSを日本で高齢者に売っていこうという戦略だそうですが、そもそもまだまだ元気で好きなクルマ乗りたいというお年寄りがこのクルマを選ぶか?というと、実際選ばないのではないかと思います。あの独特のインパネが福祉車両みたく見えてそれだけでNGという人も多いのではないでしょうか。

  実家の母が生涯最後のクルマを今検討しています。お世話になっているマツダの担当者が正月前に、デミオの「絞りきった」価格の見積もりを出してくれて、それを持って行ったのですが、正月にアテンザに乗せてドライブしているうちに、「(デミオより)もっとカッコいいクルマに乗りたいわ」と言い出しました。同クラスならデミオはかなりカッコいい方だと思うのですが、どうやらコンパクトカーのサイズが気に入らないようです。ウチの母みたいな人が、ゴルフやらポロやらに辿り着くのだろうなと思いましたね。近所でゴルフに乗ってるのはほとんど母と同年代くらいの女性な気がします。VWって本当に日本市場のことをよくわかってますよね・・・。

  おそらく母もレクサスHSにも惹かれないないだろうなという気がします。レクサスCTだったら?結構ツボかなと思ったりします。レクサスブランドなので話にも出したりはしないですけど・・・。なんだかんだでCTを新車で買う価格で86ならオツリが来ちゃいますね。この86も高齢者に結構ウケているようですが、ウチの母には86とHSの中間のような車種があればよさそうですね(ホンダCR-Z?)。何が何でも欧州ターボ車は阻止しなければとは思っています(昔からアクセルワークが下手で団地の壁に突っ込んだりしていた・・・)。ぜひトヨタにはNAで取り回しがよくて、86ほど過激なデザインでなく、HSほど当てつけがましいものでなく、最終型セリカみたいな外装で欧州ハッチのようなシンプルで上質な内装デザインの1.6L or 1.8Lのクルマを300万円以下で作ってくれれば、VWの高齢者ターゲット戦術に対抗できるのではという気がします。

↓CAR AND DRIVERは高級車を並べる割に、コンパクトカーなどのユーザーレビューも充実していて、とても「社会的」な雑誌だなと感じます。毎回これで母に良いクルマを探しています。他と比べて読後の幸福感がなぜかやたらと高い不思議な雑誌ですね。