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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

東京の日産ディーラー

  ホンダにしろ日産にしろ日本での高級車の展開に消極的な姿勢が強い気がします。彼らにとって日本市場はそんなに貧乏くさく見えるのかと思うと、ちょっと残念です・・・。でも結局は人々が憧れるようなクルマを用意しないブランドへのクルマファンの風当たりは強かったりします。現代の若者にもプライドがあると思うのです。別にバブルの頃の人と比べて自分達が劣っているとも思ってないでしょうし、上の世代に「つまらない」と言われるようなクルマを買う気もさらさらないでしょう(若者がお金がないと言いますが、バリバリ営業系なら20歳そこそこで年収1000万円とかザラにいます、ただそういう人はクルマ乗る暇ないですが・・・)。

  とにかく今のクルマはやたらとカーメディアは「フルボッコ」にするし、どうやらホンダや日産の低価格戦略はそんなにウケているようには思えません。それにコンパクトカーといえども新車で買えば乗り出しで150万円はします。このクルマを10年乗れば確かにランニングコストとしては理想的ですが、20代後半の若者が10年乗るクルマとしてこれを選ぶかというと微妙だと思います。30代後半になってこのクルマに乗っているイメージが持てないのではないでしょうか?たとえばレガシィアテンザのようなフラッグシップのクルマなら10年後でも乗れそうな気がします。新車の乗り出し価格も300万くらいに抑えることができるので、コンパクトカーよりも良いクルマに10年乗れると考えると、むしろお得かなと思います(もちろんサイズの問題もあります)。

  東京都西部に住んでいるのですが、近所にある日産ディーラーはコンパクトカーばかりを並べていますが、そんなにこれらのクルマがこの地域で人気があるようには思えないです。全国的にはノートがヒットしているようですが、近所の高齢者や女性のドライバーはかなりの割合で輸入車ハッチに乗っているのを良く見かけます。日産のコンパクトがドイツ車に劣っているとは思わないのですが(価格なりというところはありますが)、ハッチバック(スポーツモデル以外)に300万以上使うなんてと思っちゃいますね。閉店間際(午前0時頃)のいつも行くスーパーの駐車場は半数以上が輸入車(ハッチやSUV)だったりします。「腐っても鯛」じゃないですが、「安くても輸入車」ということなのでしょうか。日産もジュークターボみたいなオシャレなクルマがあったはずなんですが、これのフェイスを変えて売ればいいのにと思います。個人的にはターボは好きじゃないですが、欧州仕様の1.6Lターボも日本で売っているので、デザインさえ変わればもっと大ヒットするのではないでしょうか(これもなんだかんだで250万円以上になっちゃいますが・・・、あとトーションビームも変えてほしい・・・)。

↓日産車は内装が素晴らしいです。日本メーカーで最高だし、スカイラインの内装とかベンツ以上ですよ!ジュークもめちゃくちゃオシャレです。これ(フレンチアートテイストのコンピCD・ジャケがいまいちですが音楽は最高にクールです)を流しながらデートすれば完璧!(かな・・・)