CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

スカイラインかレクサスISか

  アメリカで新型スカイライン(インフィニティQ50)とレクサスISが公開されました。この2台に加えてNSXなども出てますが、日本車の佇まいが異様に豪華に見えますね。ともにトヨタと日産の渾身の一台ということもあって、力が入ってますね。マセラティジャガーと肩を並べる高級感すらあります。マツダアテンザをハイクラスへ一気に押し上げたのを受け、両社ともに一流メーカーの意地を見せた形ですね。まだまだマツダには負けないぞといったところか。新型アテンザもこの2台に挟まれると、地味な印象になりそうです。特にスカイラインはレクサスを強く意識して、それを上回るくらいの洗練されたデザインになりました。ただ30代が乗るにはちょっと高級すぎるかも・・・。
  もちろん好きなクルマに乗ればいいのですが、私はクルマはあくまで「社会的」な存在だからこそ楽しいのだと思います。道路が空いていれば嬉しいですが、ある程度は周りにいろいろなクルマが走っているからドライブは楽しいです。いくらお金があるからといっても若者がマクラーレンアストンマーティンを乗り回しているのは異様な光景です。逆に多くの若者がクルマを買う余裕もないという社会も悲しい。10年後にはこんなクルマに乗りたいと夢を持って毎日を頑張れる「節度ある」世の中はとても健全だと思います。
  できればスカイラインには30代から「普通」に乗れるようなクルマであり続けてほしいと思いますが、やはり現実的にターゲットは50歳代の輸入車ユーザー層になりそうですね。まだ価格もはっきりしていないですが、後々に登場すると言われている2Lターボのモデルは300万円台前半で買えるようにしてほしいです。そうすれば多くの若者にとって夢のクルマとなり、社会全体の活性化にもつながるのかな・・・。