なぜか「トヨタはパクリが多い」とかよく言われますね。まあ実際にあれだけ車種が多いですから、「犬も歩けば棒に当たる」?みたいに、開発当事者の無意識な内にパクリ状態が発生するのも無理ないとは思います。それでも体面というか、新規参入のメーカーが大手を適度にパクるというならわかりますけど、国内市場で絶対的な強さを見せるトヨタが「ウィッシュ」とか「シエンタ」とか投入すればさすがにライバルメーカーの恨みを買うのでしょうね・・・。
さらに「レクサス界隈」でもまだまだ「パクリ」とか言われることが多いようです。一体レクサスがどのブランドのアイディアを失敬したのか? ちょっと心当たりがあるのは「Fスポ」(笑)という名称くらいですけどね。Mスポと違って尻をバシバシシバかれませんよ!だから「Fスポ」です!!!Fスポが登場してから本家の「Mスポ」もガチガチに固い乗り味がだいぶ改められました。本当にパクったのは一体どっちだ!?
レクサスはアウディのパクリと断じるエコノミストいますね。難しいことわからないですけど、利益率を押し上げるグループ全体の「屋台骨」という意味でのレクサスは「トヨタ版アウディ」なんだとか。・・・そのためにもブランド力強化のためにコンセプトを決めて富裕層のライフスタイルに合わせたクルマを提案する手法がアウディに酷似しているんだそうです。・・・それってそんなに画期的なことか!?
たしかに「アウディ」というブランドは昔からありましたけど、90年代までのアウディはどこか垢抜けないマニア向けのクルマ作りをするブランドでした。高級車としてのオーラなどはそもそもなかったです。スバルのようなブランドが突然にチャラチャラしたクルマを作りはじめ、内装のグレードを上げて2000年頃から世界の表舞台でブレークしたに過ぎません。それに引き替え1989年にスタートし一気に高級車展開を始めたレクサスの方が、今のようなプレミアム戦略を採ったのは先だと思うのですが・・・。
1989年といえば「伝説的」な名車がたくさん生まれた年として知られてます。「トヨタセルシオ」「日産スカイラインGT-R」「ユーノスロードスター」「スバルレガシィ・ツーリングワゴン」・・・それぞれ「VIPカー」「GTセダン/クーペ」「ライトウエイトスポーツ」「GTワゴン」の傑作車として、世界中で崇められています。・・・これらがスゴいのは決してパクりではないこと。70年代後半にトップシェアに登り詰めてもまだ二流と思われていた日本の自動車産業が自力で世界を説き伏せたのが1989年でした。世界のトップに立ってから10年経てば・・・となるとアノ国のクルマからそろそろブレイクスルーがあるのか?
さて「セルシオ」「スカG」「ロードスター」「レガシィTW」がオリジナルだとするならば・・・、この4種のクルマでラインナップがほぼ埋まってしまうアウディ、BMW、メルセデスといったブランドは簡単に言えば「パクリの詰め合わせ」に過ぎません。例えばBMWを例に採ると、5/7erはセルシオ基準、3/4/6erはスカG基準、3/5ツーリングがレガシィTW基準、Z4がロードスター基準・・・。アウディもメルセデスも似たようなものです。これらのブランドにはポリシーってもんが感じられない・・・とか薄々思ってませんか!?そりゃこのザマですから当然です。
日本の研究者が発見したSTAP細胞が海外の大学で次々と特許登録されているようですね。アメリカやドイツの大学が躍起になっているようです。スズキの技術をかっさらったVW、三菱のノウハウを吸収したメルセデス。「パクリ」と批判されるトヨタとか韓国メーカーなんてまだまだ真面目です・・・、十分に開発費を使ってますから。BMWにオリジナリティなんてあるのか?「i3」(笑)・・・このクルマこそ日本の素材メーカーが結集して作った「日本車」!!!
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