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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

レクサスに期待したいクルマ

  レクサスは国産唯一のプレミアムブランドなのだから、ドイツプレミアムが抱えているラインナップくらいは一通り押さえておいてほしいなと思う(要するにラインナップに不満だ)。とりあえずISの派生車種とCTでドイツ勢の様々な車種を相手にしなきゃならないので、何となくブランドに勢いが感じられないのも気になる。やはり全車種ハイブリッド設定が前提という戦略が、いまいち魅力的に伝わってこないのが原因かな・・・。

  別にハイブリッド車をけなすつもりはないのだけど、「日本の道路事情に合ったクルマ」ってなんか夢がない気がするんですよね・・・。渋滞にハマって初めて「このクルマの燃費はいいな」と感じるのは、軽自動車とか商用車にどんどん使っていけばいいんじゃないかなと思います。プロボックスハイエースにHVを投入したらどうでしょうか?「ハイブリッド車が当然だ」と言いたげな売り方をされると、「環境に悪いからクルマには乗るな」と言われている気がして、ドライブを楽しみたいという気分を台無しにされてしまいます。それだったらもうクルマなんていらないよ!というリアクションも当然ですよね・・・。

  ハイブリッド車が増えて危険なことも増えてきたように感じます。遠くへドライブに行くときは、混雑を避けて早朝に出たりするのですが、この前東京外環自動車道に大泉ICから夜明け前の薄暗い時間に乗ったのですが、ETCを抜けたあと左車線の前方を行くアクアの後ろからスバルのフォレスターというなんだか危ない組み合わせを見かけました。案の定アクアの加速は高速道路での加速を考えると異常に遅く、痺れをきらしたフォレスターが自分の加速している車線の前に突然飛び出してきました。たまたまアクアのもたつきが見えていたので、フォレスターが来ることが予想できていて、割と落ち着いて対処できたのですが、こんなことがしょっちゅう起こるのは勘弁してほしいですね。

  ハイブリッド車のイメージは自分の中では年々悪化しています。クルマが生活の必需品ならともかく、趣味で乗るだけなので今のところまったく欲しくありません。レクサスとハイブリッドは実はとんでもない組み合わせな気がします。レクサスを営業車として使うなんてナンセンスですし、やっぱりレクサスは個人の趣味のクルマだと思うので、これ以上に過剰なハイブリッドイメージはまったくプラスにはならないと思います。普通に考えれば、ガソリンエンジンをオイルネーターとしてエネルギーを賄っているのだからガソリンの消費量が半分になんてなるわけないです。ガソリンエンジンとエネルギー効率で差がつく部分はバッテリーにブレーキ回生エネルギーを蓄えられるということだけ。それこそアイドリングストップキャパシターを搭載したアテンザワゴンR(リチウム電池)でも十分に対抗できてしまうレベルのエコに過ぎないです。ブレーキを踏まない限りはバッテリーとモーターの重量増が燃費に悪影響を及ぼすだけのものになります。高速や山道ドライブ中心の利用ではほとんど用無しじゃないでしょうか。レクサスはそろそろ本気で脱ハイブリッドを考える時期にきていると思います。