日本車のデザインはかなり良くなってきた。一昨年のアクア発売辺りからの傾向だと思う。アクア、カムリ、シルフィ、アテンザ、クラウン、レクサスHSとそこそこ納得できるデザインのクルマの発売頻度が高くなってきて、今年発売のレクサスISもスカイラインももちろんOKです。だけどここまでくるとだいぶハードルが上がってきてます。シルフィなんかもっと評判になっていいくらいの進化をしているのですが、完全にアテンザに喰われてしまいました。中にはカローラやオーリスみたく期待を裏切ったものもありますが、なんか次のカローラ(何年後だ？)で大きな変化が待っているという噂もあります。
確かにカッコ良くなっている日本車ですが、このクルマに絶対に乗りたいと思わせる魅力があるか？というとまだまだ不満が残ります。私はマツダのファンでアテンザが特に好き(日本を代表するセダンだから)なのですが、先代は「絶対にほしい」と思いましたが、新型は今のところそこまでは思えないです。これはカムリHVもクラウンHVも同じ感じですね(もっともトヨタのセダンの敷居の高さも気になる)。じゃあ絶対にほしいクルマってどんなの？といわれたら「ホンダインスパイア最終モデル」「ホンダレジェンド」「RX-8」「アウディTT」「日産GT-R」「シボレーコルベット」・・・。こう並べてみると、意外なことに最初の３台は去年生産中止になったモデルでした。かっこいいクルマが増えているように感じていたのですが、実は本当にほしいクルマは減っていたようです。先代アテンザ(今の愛車)も含めると、2012年は多くの名車が消えた年だったのですね・・・。
このままほしいクルマが現れなかったら、頑張ってGT-R(あのリアデザインは芸術です！)を買ってしまおうとか考えているのですが(もちろん中古)・・・。スポーツカーではなくもっと気楽に乗れるセダンで欲しいクルマがあればいいなと思っています。できれば国産に乗りたいのですが、今後出てくるどの辺りに期待したらよいのやら・・・。とりあえずは今年発売のレクサスISには期待しています。ただISってイメージとしてはセレブな中年女性向けといった感じなんですよね・・・。これが結構リアルにネックだったりします。思い切って兄弟車をトヨタブランドで出すとかしてくれないかなと思います。「アルテッツア」復活で、たとえ価格が450万円でも買ってもいいかなと思うんですけどね。私と同じようにセレブ御用達のイメージを敬遠する人って結構多いんじゃないかな。
