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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

やっぱり・・・マツダとポルシェ以外は認めない。

  メルセデスSクラス。いよいよ進化が止まっている!? もちろん先代モデルにはなかった機能が新たに付いたりしてますけども、アルミボデーで軽量化してエネルギー負荷を減らすという基本方針はあらゆるレベルの自動車を設計する上での共通認識に過ぎないわけです。クラウンもカローラも止まってる。フーガも次に何やっていいかわかんない。なんか有効打があれば、さっさと新型が出てくるんだろうけども・・・。

  もうどこのメーカーも、下手に動きたくはないと考えています。グローバルでバカ売れ、あるいは中国などの新興国中流階級にも手がとどく範囲の『クルマもどき』を作ることに大忙しです。BMW5シリーズのFMCも全然盛り上がりませんでした。別に5シリーズの出来が悪かったのではなくて、BMWが停滞していることに対するファンのシリアスなリアクションだと思います。

  そんな状況の中で、ブランドの上位グレードの車を大喜びでFMCしている、ちょっと頭のイカれたブランドもありまして、それが『マツダとポルシェ』。一つは本気でロータリーエンジンのスポーツカーを復活させようとしている。もう一方はSUVやセダンの世界を『クラッシュ』させています。他にもジャガーマセラティアルファロメオなどありますが、販売規模はマツダやポルシェの相手にはならないです。

  ちょっと惜しいのがボルボで、XC90、S90、V90とフラッグシップラインを揃えて、次は何を用意しているのか・・・X5、5シリーズリムジン/ツーリングに挑むモデルを作って(中国で売って)終了だったら・・・マツダやポルシェにはなれないですね。

  レクサスのユーザーには申し訳ないですけども、このブランドの歩みはほぼ今のボルボと変わらないです。ドイツブランドのパクリと言われても仕方ないくらいに、真似して『営業力』でケリとつけようとしている。『プレミアムHVブランド』という存在に価値を感じるユーザーにとっては満足できるのでしょうけども、HVがまだまだ選択肢にない人々にとっては何の用もないと思います。

  HV化すれば進化なのか!?アクアが発売されてから5年が経過していて、トヨタのあらゆるレベルのクルマに用意されているのがHVなのだから、高級車の進化としてレクサスに意欲的な何かがあるのか!?なんでフラッグシップのフルモデルチェンジまで10年以上も経過・・・基本コンセプトは29年間不変。新たに作られたレクサスLCは、まだ乗ったことないのでノーコメントですが、新型ミッションが投入された以外は他のモデルからの流用が多いところからも、中古車にプレミアがつくようなモデルにはならないでしょう。

  そもそも健全経営であっさり世界の頂点を取っている。世界一優秀なメーカー・トヨタが、めちゃくちゃな経営で有名なマツダやポルシェと同じ立ち位置で『必死になって』アバンギャルドなクルマなんて作る必要はないです。またマツダやポルシェなどなくなってもクルマ好きが悲しむだけですけど、トヨタが廃業したら、世界経済は相当に停滞するのは避けられないです。どこのメーカーがアフリカ諸国が必要とする十分な寮のクロカン車を供給できるのか・・・。

  ちょっとステレオタイプな意見ですけども、グローバルで100万台かそれ以下の規模のメーカーが、トヨタVWとは違う意義を訴えたいメーカーこそが、もっと革新的なクルマを作ってアピールすべきだと思うのですが、それを実行に移しているのが『マツダとポルシェだけ』に見えるんですよね。


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