CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

GT-car その2

  「GT」とグレード名に付いているクルマが日本にはなかなか少ない。日産スカイラインの専売特許になってしまってますね。まあポルシェターボを超える性能の「GT-R」を庶民でも一生懸命頑張れば買える価格で出したのは素晴らしいのでOK。ただ日産の3.7Lのスカイラインが長距離ドライブ(グランド=ツアラー)向けか?というとやや疑問が残りますが・・・。FRなのでDセグの中では室内が狭いのはともかく、燃費が悪すぎるので自分はV36を購入対象から外しました。もちろん日本を代表するクルマであることは認めますが・・・。
  そんなスカイラインも来年にFMCを控えてV37モデルについていろいろなことが伝わってきます。低燃費が期待の2Lターボはアメリカの新工場(ベンツと合弁)が稼働する2014年以降の投入のようです。とりあえず今年に新型スカイラインを買うならフーガ用の3.5L+HVのエンジンを積んだモデルかな。このエンジンがスカイラインに積まれれば、燃費という唯一の弱点が解消され遠距離ドライブも楽しくなりそうです。V36でも定評のあるクーペモデルは2014年以降にFMCだそうです。2014年は日本メーカーが一斉にスポーツモデルを投入してくる予定なので、激しい「潰し合い」になりそうですね。KカークラスからNSXクラスまで幅広いのですが、スカイラインクーペのライバルはトヨタ(orレクサス)の新型スープラではなく、アテンザのターボモデル(クーペ説も)になりそうですね。スープラはBMW6ベースのようなのでスカイラインの2倍くらいの価格か。ほかにも500万円を下回るクラスのスポーツカーとしてはスバルWRXランエボXIも登場して激戦になりそうです。日産には最高速派向けにGT-Rがあるのでスカイラインクーペの方向性として求められるのはラグジュアリーだと思います。よってエンジンはフーガ用の3.5L+HVが一番合っているのかな、しかしおそらく価格は500万を大きく超えると思われます。そこでクーペの2Lターボで400万以下で!ならこちらのほうが本命でとても興味深いです。ライバルのレクサスISはHVを高価格で売る路線が予想されるのでスカイラインのライバルにはならなそうです。
  MAZDAアテンザターボにも期待してます。ガソリンエンジンはやっぱり直4ターボになってしまうかな・・・。マツダアテンザのスポーツターボ新たに手がけるとしたらまあいろいろな選択肢がありそうですね。4WD化が既定路線でしょうが、スバルや日産の4WDと比べてどうか?マツダには独自のFRのノウハウがあるので、FRのスペシャリティーモデル(RX-7RX-8の後継)をアテンザのデザインで出すことを素直に期待します。初代アテンザはFFスポーツセダンとしてマツダのFRとは違う新しいスポーツモデルの提案でした。手軽に楽しめるカッコいいクルマとしてライトユーザーを集め大きな成功を収めましたが、あまり他社の追従の動きはなかった・・・。日産やスバルのファンからみればアテンザは格好だけのクルマだしスポーツカーではない中途半端な存在にすぎないです。日産やスバルの設計者も「マネしたくない」という印象でしょうか。しかし今の若者にとってはアテンザは等身大のベストなデートカーといえます。経済性とスタイリングを優先していてとてもスマートな印象です。それでいてハンドリングの楽しさもあります。アテンザは中途半端のなかにも「十分な納得」の詰まった不思議なクルマです。まあ無理にハイパワー化することは多くのアテンザユーザーにとっては必要ないのかもしれません。