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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

BMWアルピナB4が早くも登場だとぉ〜

  3Lのツインターボ車がいよいよ13.1km/Lという驚きの燃費で走る時代になったようです。これ自体はちょっと前に登場したアルピナB3の時にすでに11.3km/Lになっていたようですが、B3のプロモーションは輸入車雑誌やBMWERなど中心で情報が入って来たため、もっとも有益な情報がしっかり入ってこなかったようです。毎日のようにスーパーカー乗るのが仕事の連中にとっては、燃費など銭にならないどうでもいいことは全く強調しないようですが、実際にこのマシンを所有したらどういう生活ができるのか?と想像する段階に突入した人々にとっては、もう1度言いますが「3Lツインターボで燃費がなんと13.1km/L」というのは、かなりその気にさせてくれる数字じゃないですか?

  アクアとかフィットHVの燃費競争からしてみたら13.1km/Lって何でもない数字かもしれないですが、こちらは400psオーバースーパースポーツに仲間入りしかかっているレベルのクルマですよ!参考までに同じDセグクーペ比較するとNA(3.7L)のスカイラインクーペが9km/Lですからね。当然ながらGT-Rはさらに燃費悪くなります。13.1km/Lって2.5LガソリンのアテンザとかレガシィマークXとほぼ同等の数字です。初期投資(1000万円)さえクリアしてしまえば、ラーニングコストはアテンザレガシィマークXと同じです!ちなみにアテンザはレギュラー仕様ですが・・・。エンジンオイルとか車検の費用も多少は気になりますが、やはり燃費の問題があっさり解決してくれてるだけでも感涙ものです。

  このクルマの巡航速度はとんでもないレベルになっているそうで、34GT-Rをショップで1000万円以上かけてチューニングして必死で300km/hオーバーを目指すのがバカバカしくなるほどです。なにせデフォルトで320km/h出ちゃうそうですから。その気になれば新東名高速東海道新幹線よりも早く走破することも出来ます。今度300km/hにスピードアップするそうですが、それでも負けてないですね。オービスにも映りませんし、不意打ちを喰らわせればバカ全開の静岡県警なんて軽く振切れるでしょう。やつらのテリトリー(静岡県内)を30分で走破することも不可能ではありません。なんてバカな想像までリアルにできてしまうほどのスーパーマシン・・・。

  これってハイパワーのハイブリッドユニットを作って、燃費と性能を両立させようとしているホンダや日産とはまったく別のアプローチですが、実際に新型スカイラインが搭載するHVユニットを使っているフーガハイブリッドの燃費16.6km/Lなので、ほとんど差がなくなっていますよね。B4が1040万円でフーガHVが735万円なので、大きな価格差がありますけど、費用対効果でリアルに考えるとアルピナB4じゃないかなと思います。新型スカイラインが450万円で登場するらしいので、そうなれば日産もなかなかだとは思いますけど。
 
  このアルピナB4にはBMWには珍しくユーザー視線の開発だと思いましたし、良いものが出来たということもあるのでしょうが、4シリーズ発売とほぼ同時に登場させたこともとても素晴らしいです。ちなみにアルピナにはD3というディーゼルの燃費に応えるモデルもあります。17.0km/Lとそれほど特筆すべき数字ではないですが、320dに使われているローコストなガラクタとは違って、生意気なマツダのクリーンディーゼルをも黙らせるBMWの宝と言える磨き上げられた3Lディーゼルターボだそうです。まあそれなりにうるさいそうですけど・・・。BMW直系のM3/M4がどのようなスペックで登場するかわかりませんが、ムダに大排気量なAMGAWDが原則のアウディRSと比べても、アルピナの燃費の性能の良さは地味ですがとても優れています。まああくまで6.5km/Lが13.1km/Lになったところで10万キロ走ってやっと約250万円の節約にしかならないですけどね・・・。アルピナB4は日産GT-Rとほぼ同額ですから、250万円お得です。どちらも300km/hで走れますよ!

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