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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

日本のフルサイズセダン市場に大本命登場?

  レクサスが高すぎるにも関わらず、国内ライバルメーカーのフルサイズセダンは開発される気配すらない。そんな状況を見かねたインポーターがアメリカからバーゲン価格のラグジュアリーセダンを持ってきたようだ。今度発売されるクライスラー300は3.6LのV6搭載で本体400万!!3.5LのマークXと大差ないしスカイラインの3.7Lより安い、つまり日本市場で最安の価格帯だ。それでいて外観はまさにラグジュアリーで、BMW7やベンツSクラスに匹敵する。しかも日本仕様は右ハンドルという結構本気モード!!1900mmの車幅はさすがにビビるが、いちおうBMW6やBMW6グランクーペと同じくらいのサイズ。現行640i(900万円)とほぼ同等のスペックで半額以下だから、細かい事はなしにしてこのクルマはウェルカムだ。日本では高級車の価格が異常に高く設定されているが、かなり修正されてくるかな。クライスラーのセダンには昔の合併時代の遺産としてベンツのメカニズムが入っていることもポイントだ。SクラスみたいなクルマがCクラスより安く買える!は言い過ぎかもしれないが・・・。
  さらにGMグループがキャデラックからクラウンサイズの新型セダンを投入するのだとか。このキャデラックATSは車幅1800mmほどで、クラウンとマークXに近いサイズ。ライバルは当然BMW3とベンツCクラスで、日本投入車のエンジンは2Lターボ。このクルマをキャデラックと呼んでいいのか?って気がしなくもないが、デザインはライバルを完全に圧倒したスペシャリティ感を出していてOKです。やはりというかGMヨーロッパことオペルが設計したんだとか。BMW3のベースグレードと同じくらいの価格設定(440万円)ながら286馬力ってなかなかバリュー感なんですが、左ハンドルのみの設定。ちょっとオシイな。これをきっかけに日本のメーカーにもこのジャンル(車幅1800mmで2Lターボ・ラグジュアリーセダン)に参入して世界でBMW3を倒してほしいな。


キャデラックATS

クライスラー300