CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

2017日本カーオブザイヤーの行方

N-BOXがカーメディアに嫌われるのはなぜ!?

  どーでもいいことではありますけども、2017年の日本COTYの結果が来月決まります。今回はさすがに詰んだだろ〜。スイフト、カムリ、LC、CX5、NBOX、ジュリア、5シリーズ、C3、XC60、ティグアンが10ベストカーに残りました。C-HRや3008が予想外に落選したことでもう落とし所がなくなっています。今更にこの中から『イヤーカー』として選ぶにふさわしいクルマが見当たらない。今のところはNBOX以外はまともに売れてない上に、そのNBOXが選考を務める評論家からのバッシングがなかなかすごいことになっています。『自動車ライターの面子』とかいう、この地球上で最もどーでもよいものために、多くのユーザーに愛されているクルマは、このタイトルからはおそらく抹殺されるでしょう・・・。

  最も受賞する資格があるとしたら、誰の目にもクルマ離れを食い止めるホンダの大ヒットカーに成長した『N-BOX』です。しかし評論家は誰一人として先代モデルの大躍進をなど予想してなかったですし、先代が爆発的な大ヒットで売れ始めてからもその存在を徹底的に無視してきたわけですから、今さらに『N-BOXは日本の誇り』なんて持ち上げる気はさらさらないでしょう。もしそうなったらちょっと面白いですけど。潔く『私達が間違っていました!!』という展開なるのかな。ちなみにここ数年の「ニューモデルマガジンX」の新車レビューで、星2つしかつかなかったのは、マツダCX5(現行)とN-BPOX(現行)の2台だけなんですけども、どちらもファイナリストに選ばれてますねー。奴らは売れ筋のクルマには執拗に絡むのが仕事なんだだそうですけど・・・。

CX5もカムリも相当批判されたなー

  この『星2つコンビ』以外のクルマとなると、やはり本命はカムリなんでしょうけども、このクルマにもカーメディアからは相当な批判が出ていました。とてもCOTYを取る器ではないかも。アメリカで売れている3ボックスセダンをハイブリッド専用車として日本で発売しただけなんですけども、トヨタが採ったマーケット戦略は『スポーツセダンの復活』だってさ。確かに北米ではスポーティを強調しているクルマではありますけども、北米でのイメージを牽引しているモデルは3.5LのV6を搭載した300ps超のグレードです。それを日本で売るという選択はすでに業界ではナンセンスなのかもしれないですけど、それを超えたところに「スポーツセダン」っていう領域はあるんじゃないかと。そんなナメた姿勢が鼻について仕方ないですねー。そんなクルマがCOTY選ばれるなんて『よっぽど』のことがない限りありえないです。

スイフトはなんであんなつまらないデザインなの!?
スイフトは日本市場ですっかり影が薄くなりました。ハスラーエスクード、イグニス、SX4Sクロスと小洒落たデザインを固め打ちしてきたスズキにしては完全に「やっちまった」感が強い。ブランド内の他のモデルがスイフトのシェアを食い荒らすことは想定内で、新型になって売り上げが激減してますが、それに打ち勝って力強く成長するだけの魅力がなかったです。マツダアクセラ同様にHVになっても誰も喜ばないクルマ。ダウンサイジングターボに関してもカーメディアが勝手に騒いでいるだけで、市場の反応は冷ややかです。ポルシェもフェラーリアストンマーティンもターボになって人気が・・・いやいやアストンマーティンだけはDB11が大成功を収めたようですが。スイフトスポーツも苦しいですね。自然吸気の回るエンジンを特別に作った先代モデルの実績を軽視した姿勢がまずかった!?

LC、ジュリア、5シリーズどれも日本向けではない

ディーラーが試乗車としてしか買わないであろうレクサスLCと、インポーターがあまり売る気を見せないジュリア&5シリーズは、『日本市場を代表するクルマ』にはふさわしくない。残ったのはC3、XC60、ティグアン。この内でティグアンはVWにもかかわらず幾人かの評論家から「未熟」との厳しい判定がありました。個人的にはユーロNCAPでメルセデスEクラスよりも優秀だった衝突安全基準の高さは評価してあげたいですけども、VWに予想以上にSUVを仕立てる技能がなかったのは確かです。VWに限らずFCAもPSAもSUVはひどい、後席なんか乗れたもんじゃない!!なんて意見が連発していますし、そんなバカな!?と思って試してみると、実際に笑っちゃうくらいに嫌な振動が来る。ダイハツの軽の方がよっぽどいいくらい。

C3とXC60は日本でブレークするのか!?

C3とXC60は、東京モーターショーでインポーターによる販売促進用の展示があって、それぞれ3台がずつが配置されたパワープッシュが行われていました。C3は200万円代前半でオシャレなコンパクトカーが手に入る!!というナイスな『企画力』を素直に評価したいですね。ドアの閉まる音も安っぽくないですし、インパネも手を抜かずに作り込まれている。1.2LターボにアイシンAW製6ATの組み合わせはMINIに近いですけども、MINIのベースグレード「ワン」よりもパワーウエイトレシオも優っていて、なおかつ価格も安い。これだけで十分に商品力を発揮できます。

XC60はまだまだ販売実績も何もない状態ですが、クルマの素性は素晴らしく良くて、ボルボの狙いははっきりしています。品質でマカン/Q5/GLCを圧倒するというコンセプトもほぼほぼ達成されています。カーメディアが彼らの主張を押し通せるとしたらこのXC60を選ぶ以外にはないかも。C3もいいクルマですけど、技術的なブレークスルーは特にありません。既存技術の中で「商品力」を磨いただけ。それに対してXC60は、市場が拡大しているミドルSUVの頂点をさらに高いものへと導く、『前向き』なFMCを遂げて登場しました。その点で十分に日本車5台よりも優れた存在と言っていいかも。さてどんな結果になるんでしょうか!?


最新投稿まとめブログ

(中古車)頭金10,000円 支払総額2,487,900円 H25年式 V60 T6 AWD Rデザイン 走行距離 34806km カラー ブラックサファイヤメタリック 車検 平成30年11月 (640) セーフティパッケージ レーダークルーズ レーンアシスト BLIS シートヒータ 純正18AW HID

(中古車)頭金10,000円 支払総額1,797,380円 H24年式 V60 ドライブe 走行距離 34500km カラー アイスホワイト 車検 2年付 (615) 純正ナビ フルセグ 黒革 パワーシート シートヒーター レーダークルーズ 純正17インチアルミ 禁煙