CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

「2013年版 間違いだらけのクルマ選び」

  やっとゆっくり読めました。2012年版は「酷評の嵐」でしたが、今回はなぜか新型カローラのみに強烈な集中砲火。まあそれ自体に異論はないのだけど、採点欄の「エコ性能」4点(10点満点)はどうかと思う。スカイラインと同じ点数って・・・。カローラスカイラインって車内の広さと静かさならいい勝負で燃費はカローラが2倍くらいいいです。スカイラインはハイオクだし・・・。カローラからエコを取ったらなにが残る?同じ項目で7点もらっているギャランフォルティスやレクサスGS450hがカローラを燃費で上回ると本気で思ってるのかな?
  新型ノートに対する冷静な分析はさすがにプロだなと感心。一番興味がある国産ミドルサイズセダン部門の結論はレクサスGS450hだそうです。結構説得力あってちょっと欲しくなりました。国産で700万〜するミドルクラスセダンならすごいに決まってるが・・・。もしお金があったら、GT-R買うだろうが、GSもいいかもね。新型アテンザもしっかり収録されています。基本的には絶賛です。サイズが大き過ぎるのがどうか?とありますが、大絶賛のGSとまったくといっていいほど同じサイズだぞ!なぜGSのところでは「このサイズは評価したい。」となるのか?最大の疑問です。
  この本はメインコンテンツの車評に入る前に長々と総括が入っていてそれなりに読み応え十分なのだが、「すでに上級セダン、ハッチバックはドイツ勢に席巻され・・・」の記述には目がテンになってしまった。BMW3そんなにいいかな?好評のディーゼルマツダの方が高性能だし。7代目ゴルフは日本では失敗すると思う。なにせデザインが古い。オーリスやカローラを酷評するなら、この新型ゴルフも酷くないか?シトロエンDS4みたいなクルマも出てきてるのに。一般人には5代目や6代目と区別できないクルマに300万払う人は少ないと思う。2013年も「マツ=トヨ」時代が続き、イメージ一新のマツダ「鼓動アクセラ」にディーゼルが積まれ、BMWディーゼル武装したトヨタの新型ハッチバックが出れば、VWヒュンダイと同じ運命じゃないかな。

↓暇な人なら立ち読みで十分かと・・・。興味ある部門しか普通読まないですよね。自分も軽自動車とかミニバンとか読んでません。ほぼ同じエンジンスペックでデザイン無視、走行性能無視の部門で酷評を並べられても困る。