CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

5月1日 デミオの限定車が早くも登場! マツダの新戦略はアグレッシブですな。

  これまでのマツダは「庶民派」を標榜していて、あまり限定車には積極的ではなかったのに、これはどうしたことでしょうか。去年の秋に発売されたばかりのデミオがとりあえず年度内は絶好調で、国内市場でも月販1万台規模を維持しました。なにが凄いって、先代モデルよりも確実に値上げしているのにも関わらず、上級グレードのXD(ディーゼル)から飛ぶように売れてることですね。やはりお金をある程度自由に使える人々に照準を合わせた戦略が功を奏しています。先代ではナビ付きで98万円の激安デミオをお正月や年度末以外も、ほぼ年中売っていたくらいなのに・・・。

  「買い手市場」から「売り手市場」への戦略の転換なんでしょうけど、どれだけ商品を魅力的に見せるか?に意識が集中しているのは結構なんですけど、新たに発売されたデミオ特別仕様車「MID CENTURY」の公式HP上でのプロモーションが一風変わっております。「美しいものでなければ、人の心を打つことはできない」と、まるでフェラーリマセラティにでもなったかのような強烈なメッセージを発信しつつ、今回起用されたカラーデザイナーの写真がバシっと貼ってあります。「なんだこのねーちゃんは?」ってやや訝しくなるくらいに、なんとも好感度が高そうな美人デザイナーが登場します。とってもキレイな方なので一見の価値あり。 マツダ公式サイト特設ページはこちら

  ただし肝心の内装のカラーコーディネイトは「?」です。実車をみていないですけど、あまりにも原色度の高い赤なので、少々ケバい気がします。何やらベリーサの内装もこのトーンで一新されたのだとか。外観やクルマの性能・ドライブフィールで以前よりもずっと個性が薄まったのを補うかのように、「ユーザーの3%に支持されるクルマに回帰するため」にわざわざアクの強いデザインにしたのでしょうか?