CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

やはり86/BRZは安っぽくて、アテンザは垢抜けなかったようだ・・・

  発売から1年が経過した86/BRZと間もなく1年を迎えるアテンザ。どちらも日本以上にグローバルでウケているようで、とても結構なことです。しかし、どちらも初期仕様は個人的に満足いくものではありませんでした。ライバル車と単純に比較すれば、86/BRZはスポーツカー専用シャシーで、アテンザボルボS60よりも上級で進化したシャシーを使っているので、理屈では良いクルマと解るのですが、「なんか違う・・・」という違和感だけが当初からずっとありました。

  どちらも300万円で買えるクルマとして、決して損はしないハズなのですが、3年後には手放す人が続出するのでは?という気がします。さらに邪推すると、メーカーが意図的に内外装のデザインをトーンダウンさせている気がするのです。おそらく初期仕様からもっとブラッシュアップを掛けることもできたのですが、パッケージングの良さで十分に売れると解っていたので、そのギリギリの落とし所に持っていったのでは・・・。

  さてそんな推測もあながち間違っていなかったようで、BRZアテンザが相次いでカスタムモデルを発売するようです。BRZは弱点の内装に手を加えて、高級スポーツ調にした特別仕様車で、その名も「プレミアム・スポーツ・パッケージ」です。86/BRZの最大の弱点である内装・・・、これを見ただけで購買意欲が失せるという人は結構多いと思います。

  私も86/BRZデビュー直後にちょうど新車購入を検討していたこともあり、300万円前後のクルマを多く見ました。内装で候補から消えるクルマはこの価格帯だとほとんどないのですが、まあそれほどにヒドいと思いました。この特別仕様車の内装ならば、素直にいいと思いますね。

  一方でアテンザは北米マツダアメリカのカスタムカーショーで公開すると発表しました。イラストを見るとメル◯デスか?といった外見の仕上がりでやや「問題あり」な気がするのですが・・・。わざとCLAそっくりにして、先に真似してきたのはメル◯デスだと言いたいのでしょうか?

  発売直後に買うと下取り価格が高くなるというメリットがあり、最終モデルを買うとより熟成された完成形に近いものになるという良さがあります。どちらが良いかは結局は何年乗るかによるのでしょうけども、メーカーが意図的にMC時期を想定してクルマを小出しに良くしていくなら、最終型まで待って「値引き」込みで買ったほうがいいかもしれません。