CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

「過走行」はやはり怖い・・・

  マツダ車はオイル交換が面倒くさいです。5000kmで交換推奨なのですが、4000kmを過ぎると燃費の著しい悪化を感じ始めます。そして加速時の挙動が明らかに変わってきます。低回転での粘りがなくなり、すぐにギアが跳ね上がってしまう、いわゆる「レブ」ることが多くなり、高速道路の合流などの登り坂を駆け上がろうとすれば、たちまち5000RPMを超えてしまいます。そのまま無理をすれば一気にレッドゾーンまで行きそうですが、そこはなんとか2速で踏みとどまり、エンジンに致命傷を与えることは回避する機能があるようです。

  日本の乗用車は滅多な運転さえしなければ、どんな乗り方しても大丈夫などと言われていますが、通常使用の範囲でもクルマの「調子」には大きな幅があるので、神経質な人には気になって仕方ないかもしれません。私はテキトー主義のO型なので、いちいちディーラーにチクったりはしないのですが、エンジンだけでなく、ブレーキやミッションから始動時に異音が出たりもして、最初は結構ビビりました。もちろん回転数が上がる以外は走行自体には一切悪い影響などもなく、慣れれば不安もないです。

  クソガキの頃はトーションビームトヨタ車で下品極まりない走りをしてましたが、非力なので100km/hも出せばレブるのは当たり前でしたし、逆にブレーキもミッションから異音なんてことは全くと言っていいほど無かったと思います。トヨタが使っているドラムブレーキも日本の速度域ならばそれなりに合理的ではあります。トヨタのブレーキやミッションの「角のなさ」に慣れてしまうと、マツダの硬質でギミック感に溢れ、金属が擦れあうような質感にはいつもオイルを連想してしまいます。ミッションオイルもそろそろヤバそうです。

  とりあえずこれでは「長距離ツアラー」の名が廃るので、5000kmを超えないうちにエンジンオイルはこまめに交換しています。トヨタのエンジンとは大違いで、ここまで性能差を感じ取れるようになると、怖くて純正オイル以外は入れられなくなります。ディーラーもいちいち何種類ものオイルを用意していて、選択させるので取りあえず高性能オイルを片っ端から試し始めてしまいます。完全にマツダのオイル商売の「カモ」になっている気もしなくはないです・・・。毎回「撥水洗車」など含めて1万円くらいの出費です。10万キロまでに車検などとは別にエンジンオイルだけで20万円以上かかるのか・・・。

  それでも満足している自分がどっかにいます。5000kmごとにきっちりと性能が落ちるエンジンだから、クルマの限界も感覚的にわかるようになります。さすがにO型なので、給油記録なんてマメ過ぎることはやっていません。直4エンジンでも20万キロは大丈夫などと言われてますが、いったいどれくらいまで元気に走ってくれるのかな?と気にはなってはいますが・・・。



↓オートメカニックを読んでると、日本車のイメージがいくらか変わってきます。日本車もしょうもないトラブルが次々に起こるものだとか・・・