CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

ぼろぼろのFR車には要注意!!! スカイライン シルビア

  週末はちょっと日程がタイトだったこともあり、とくに長距離ドライブの予定はなかったのですが、日曜の夜にちょっと早く夕飯を食べに行き、その足でお隣の山梨県の「夜景スポット」に出かけてきました。山梨県には高台から盆地を眺めるという絶好の夜景スポットが点在しています。今回はその中でも一番有名で、山梨県が県外からのお客さんもウェルカムと言っている?「フルーツ公園」に行ってきました。ちなみに他にも綺麗な場所があるのですが、住宅地に隣接していたりして、近隣住民からあまりよく思われていないようなので、紹介するのは控えます(紹介サイトには苦情が来るのだとか・・・)。この「フルーツ公園」に関しては広くて無料の駐車場を山梨県が用意してくれているので、余計なことは気にせず安心して利用できると思っていましたが・・・。

  日曜の夜だったのでそれほどの賑わいは無いだろうと思っていましたが、公園への道を登って行くと山頂から次から次へと「夜景鑑賞」車が降りてきます。さすがは全国区の知名度を誇る「夜景スポット」だと期待が高まります。登っていく途中でもすでに綺麗な夜景が見えていて、いよいよ駐車場に到着するとクルマの台数はかなり少なく停める場所はたくさん空いていて、かといって寂しいほど人が少ないわけでもなかったので、ちょうど良かったと思います。駐車場のすぐ脇から甲府市街をワイドに望めてとても綺麗です(オススメです)。

  クルマを停めて、夜景に目をやってまもなく、一台のスカイライン(2WDの32?)が駐車場へ入ってきました。さすがに20年ものともなると外装も傷だらけで、薄暗がりの照明でもボディの様子がよくわかりました。中から若い男が2人降りて来て、何気なく聞こえてきた会話のからかなりクルマに詳しい様子でした。彼らも当然ながら夜景を見にやってきたようで、そそくさとクルマを離れると駐車場脇の展望台へと移動していきました。その直後、私は異変に気がつきました。彼らが停めたはずのスカイラインが徐々に動き出したのです。最初は状況がよく飲み込めず、もう一人がクルマに残っていて、おそるおそる動かしているのかなという気がしました。しかしエンジン音も掛かっておらず、暗がりで車内はよくみえませんでしたが、明らかに挙動から人が乗っているようにはみえませんでした。

  近くにいた彼女に、「あれヤバくないか?」と言うと、ちょっと離れたところにいたさっきのスカイラインの2人組の1人がこちらを向きました。それでも異変とは思わなかったようで、そのまま歩き出してしまいました。その動作を見ててっきりもう一人の無免の中学生かなんかがスカイラインを動かしているのかななどと思ったのですが、いよいよ駐車場端の生け垣へと接近しました。幸いにも進行方向に別のクルマはなく、スカイラインもかなりスローな動きだったので、あの植物にやんわりぶつかって停まるだろうと判断したら、果たしてその通りに生け垣に突っ込んで停まりました。前のバンパーが「ベコッ」と音を立てていましたが、まあ軽症だったのではないかと思います。

  そんなハラハラドキドキなことが目の前で起こってしまっては、せっかくの夜景を前にしたロマンチックな気分も台無しになり、なんだかとっても恨めしい気分になりました。高速代と燃料費合わせて3000円かけてはるばるやって来たのに・・・。まったくDQNはしょうがないな・・・。彼女もなんだか気分が盛り上がらなかったらしく、「ヤビツ峠のほうが好きだな」などと言っていました・・・。その後、時間もだいぶ遅かったので、帰ろうとクルマに乗り込んだときに、先ほどの2人組も駐車場に戻ってきました。当然ながら3区画以上前方へ進んでいる愛車にはすぐには気づかず、「やべぇ、パクられた・・・」みたいな表情で途方に暮れていました。やがて1人が生け垣に突っ込んでいるクルマを発見して、おどおどと駆け寄っていきましたね・・・。「このクルマ、サイド利かないのかな?」ってオイオイ・・・。サイド引いてドリフトしまくっているぼろぼろのFRの中古車は本当に勘弁してもらいたい。こんなDQN車がやってくる駐車場に愛車を停めるときには細心の注意を払わなければ、当て逃げならぬ、「ぶつけ逃げ」されかねません・・・。管理者もクルマ止めとかしっかり付けてほしい・・・。


山梨県はやっぱり謎だらけ?