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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

日産マーチの悲しい役割

  日産マーチは先代が先進的なデザインでとても好評でした。その後を受け継いだ現行モデルは、やや行き過ぎたコストカットが仇となりコンパクトカーとしては残念な販売台数(2000台)で推移しています。マーチの失速はどこか日産全体の失速とダブるところがあって、やはり先代モデルが与えたインパクトに匹敵するものが日産から最近は出てきていない印象です。このマーチはタイ生産モデルで、昨今の「円高修正局面」では旨味が少なくなってきているので、突然のラインナップ落ちもありそうです。しかし日産はまだまだかなりの在庫を抱えているらしく、最近ではデミオヴィッツでもあまり見られない新車で「99万円」のプライスタグが付いてディーラの真ん中辺りに置かれているのを見かけます。
  
  今日も近所の日産ディーラを外から覗くとピンクのマーチに「99万円」と付いてます。店舗外に展示してあるせいかもしれませんが、かなり汚れが目立ちます、このディーラはどうなってんだ?しかしよくよく見ると、両隣に置かれている別の車種はとてもきれいでピカピカです。ここ最近の日本車の塗装はものすごい勢いで進化していてやたらとキラキラしていますね。この辺が新車販売の好調さを支えている気がします(フィットとかアクアとかキレイで乗り換えたくなりますよね)。さてこの日産ディーラに並んで6台が並んでいる中でなぜかマーチだけがやたらと汚れています(正直、心が痛みます)、なんか意図があるのかな?

  両隣に並んでいたのが、日産が現在絶賛拡販中の新型ノートと新型シルフィでした。最新モデル同士のシルフィとノートを並べてしまうと、例えばノートを買いにきたお客さんが隣りのシルフィと見比べてノートが貧相に見えてしまい、買う気をなくしたりするのを防ぐためでしょうか?確かにこの2台の間に、やや古臭くてコミカルなデザインとも言える現行マーチが置かれていれば、そのリスクは軽減されるかもしれません。しかもマーチが隣りにあるとノートもシルフィもだいぶスタイリッシュに洗練されて見えますね。それにしても日産車の「顔」は車種ごとにバラバラですねぇ・・・。

  ただこういうクルマの展示をするディーラにはやはり疑問を感じます。ここでマーチを買ったお客さんはどう思うでしょうか?いくら最廉価モデルだからといっても、自分のクルマはオーナーにとって見れば自分の分身といえるくらいの存在だったりします。自分の愛車がダサイということは、つまり自分がダサイと同じくらいの意味があります。廉価モデルであろうが商用車だろうが、メーカやディーラは「心を込めて」作って販売してほしいと思います。月並みな言い草かもしれませんが、自分達が売るクルマにプライドが持てない会社は絶対に成長しないと思います。マーチは日本を代表する名車だし、いまの日産があるのもマーチのおかげだと思います(あのイチローがかつて愛したクルマとしても知られています)。そういうクルマに敬意が持てないディーラでは絶対に買いたくないですね。
  


↓これめちゃくちゃ面白くて日産が好きだったのにな・・・