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はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

レクサスHSのマイナーチェンジが・・・

  相変わらず絶好調のトヨタハイブリッド車です。もはやほとんどの車種に設定され、HVが主軸になっているので、いまさらHV専用車と言われても何とも思わなくなった。このHSは2.5LのHVシステムだそうで、当然クラウンやカムリと同じと思いきや、別のユニットだそうだ。エンジンのみの馬力が10馬力低くなっている。レクサスは内装がとても豪華で、エアコンの吹き出し口だけでもカムリの2倍あったり、あのアップルのパソコンのようなシステマチックなナビが使う電力のためにジェネレーター(発電)部分が大きいのかもしれない。開発時期が違えばまるで別の会社のプロジェクトというくらいに、同じ2.5LのHVでも違うようだ。カムリとクラウンのシステムの方が馬力があってトルクもあって燃費もいい。それでも電気をふんだんに使って快適ならいいじゃないか!もはやエコはどっかに行ってしまっている・・・。
  このレクサスHSとトヨタブランドのSAIはHV専用高級セダンとして売り出された。失礼ながら当初から自分はこの2つのクルマのスタイリングがまったく気に入らない。ここまでボディが膨れてしまうなら、もうセダンじゃなくていいのでは?と思う。マツダが世界最高レベルのスタイリングのクルマをつくり「セダンが退屈なんてだれがいった?」とCMして頑張っているのに、こんなクルマにいつまでも日本市場でデカい顔されていたらたまらない。そこへきて今回のマイナーチェンジだがボディの膨らみはもはや変えられない。フロントには新レクサスグリルが装着された。このクルマのイメージからかけ離れた表情になっていて、その顔はどこか「怒り」を感じさせるほどキャラが立っている。いくらなんでも尖り過ぎじゃ? さらにさりげなくチェンジを行っているのが後輪のフェンダー周りだ。マツダ・日産がスポーツセダンで積極的に取り入れている「膨らんだフェンダー」がついている。ボディだけでなくフェンダーまで膨らませるのか・・・。新型GSを確認してもそういうデザインにはなっていない。このクルマだけレクサスでフェンダーがボッコリしているのだ。まるでアテンザスカイラインのデザインをパロっている!どこまで日本のセダンを貶めたら気が済むのか・・・。レクサスのセダンではもっとも非力な上、サスもレクサスとは思えない格安設計でもっともスポーツから遠いところにあるクルマなのに。結局トヨタは初心者すぎるレクサスの(とくにこのHSの)ユーザーを完全にナメているのだ・・・。こんなことやっててプレミアムブランドを名乗っていいのか?